子ども脳科学コミュニケーションを作った工藤いずみと、子ども脳科学コミュニケーション(略称脳コミュ)が現代の子どもたちに必要な理由をお伝えします。
子ども脳科学コミュニケーションが生まれた理由
大人向けのNLP(Neuro Linguistic Programing:神経言語プログラミング)を学んだNPO法人ぴこはな代表の工藤いずみが、子ども脳科学コミュニケーションを作りました。好きをはぐくむ教室では、代表と講師たちが、小学校低学年~中学生に向けて、脳の仕組みや心の扱い方、コミュニケーションの取り方を教えます。
さやこ子ども脳科学コミュニケーションは、NPO法人ぴこはなの完全オリジナル講座です。いずみさんは、なぜ、脳コミュを子供たちに伝えたいと思ったのでしょうか?



私はこれまで、1,000組以上の親子や保育者と関わってきました。 その中でずっと感じていたことがあります。
それは、 子どもたちは生まれた瞬間から100%天才であるということです。 本当は優しい子も、 本当は頑張りたい子も、 本当は友達と仲良くしたい子もたくさんいます。
それでも、 「どう伝えたらいいか分からない。」 「イライラした気持ちを言葉にできない。」 「自分の気持ちも相手の気持ちも分からない。」 そんな理由で、人間関係につまずいてしまう子どもたちをたくさん見てきました。
学校では勉強は教えてくれます。 スポーツや習い事では技術を教えてくれます。 でも、 「心の扱い方」 「感情との付き合い方」 「伝え方」 「自分を理解すること」 を学ぶ機会は、驚くほど少ないのです。
だから私は、「こども脳科学コミュニケーション」を作りました。
脳の仕組みを知ることで、 「なんでイライラするんだろう?」 「なんで友達とケンカになるんだろう?」 を理解し、 心理学やコミュニケーションを通して、 自分の気持ちを整理し、 相手を尊重しながら伝える力を育てていきます。
「子ども脳科学コミュニケーション」講座のゴールは、 コミュニケーションが上手になることだけではありません。
- 自分を好きになれること
- 失敗しても立ち上がれること
- 友達と違っても、自分らしくいられること
- 困っている人に優しく手を差し伸べられる人になること
大人になってから、社会に出てからも必要になるのは、テストや数値で測れる知識や技術だけではありません。それよりも、安心の土台や、コミュニケーション力、自己理解や他者理解など、数値では測れない人間力が重要になってきます。
私たち人間は1人では生きていけません。子供たちには、どんな時代になっても、様々な他者と関わり、協力しながらよりよい未来を創っていけるようになってほしい。
「周囲の人から愛される人になること」は幸せに生きるために大切なことです。子ども脳科学コミュニケーションでは、他者とよりよい関係を築くために必要な考え方が詰まっています。



私はいつも、 「子育ては究極の人材育成」 だと思っています。 子ども時代に身につけた考え方や言葉は、 大人になってからの人生を大きく左右します。
だからこそ、小さい頃から 脳の仕組みや心の扱い方、コミュニケーションの取り方を学ぶことが大切だと考えています。 それが、こども脳科学コミュニケーションを始めた理由です。
私たちは、全ての子どもに子ども脳科学コミュニケーションを学んでほしいと願っています。
子ども脳科学コミュニケーションが、今の子供たちに必要なわけ
子どもの可能性は変わっていない。でも、育つ環境が大きく変わった
「今の子どもたちは、昔より大変。」
そう聞くと、少しネガティブに感じるかもしれません。でも、私たちは決して子どもたちを心配しているわけではありません。
私たちが感じているのは、子どもたちは昔も今も、可能性のかたまりだということ。
変わったのは、子どもではなく「育つ環境」です。
スマートフォンやSNS、AIの普及によって、子どもたちは大人でも処理しきれないほど多くの情報に囲まれて育っています。
便利になった反面、
人と直接関わる機会が減ったり、
自分で考える前に答えが手に入ったり、
他人と比べる機会が増えたりと、
これまでの親世代にはなかった課題も生まれています。
だからこそ今、必要なのは「知識」を増やすことだけではありません。
自分の気持ちを大切にすること。
相手の気持ちを受け止めること。
違いを認め合うこと。
そして、「やればできる」という自己効力感を育てること。
子ども脳科学コミュニケーションでは、そうしたどんな時代になっても変わらない”人としての土台”を、子どもたちと一緒に育てています。
親世代にはない、子どもたちを取り巻く環境の変化



私は出産前(※8年前)、Z世代(デジタルやSNSを当たり前に使って育った最初の世代)の高校生を教えていました。物心ついた頃からデジタル機器やインターネットに囲まれて育った「デジタルネイティブ」の子どもたちです。
当時から、年々、子どもたちの集中力やコミュニケーション力の低下、感情コントロールや外的ストレスへの弱さが悪化していることを、とても危惧していました。
要因は様々あると思いますが、スマホやデジタル機器に囲まれた環境の影響は無視できないと感じています。
2010年頃~2024年頃、物心ついたときからタブレットやスマホ、AIに囲まれて育った「超デジタルネイティブ」の世代を、人口統計学者、マーク・マクリンドル氏はα世代と名付けました。Z世代というアルファベットの最後の文字から、ラテン文字に変ったことからも、時代が大きく変わったことが鮮明に分かります。
現在、主に16歳以下のα世代の子どもたちは、既にデジタル依存、精神的孤立、コミュニケーション不全という問題に直面しています。
海外では子どもたちへのSNS規制が始まる
心身、脳が大きく成長し、人間としての土台が育つ時期に、親、教師、友達と過ごす時間と同じくらい、またはそれ以上の時間をデジタル機器と過ごした子供たちの、脳への影響は既に無視できないレベルに達しました。
2025年12月には世界で初めてオーストラリアが16歳未満のSNS利用を禁止、フランスでも26年7月に、15歳未満のSNS利用を禁止する法案が可決され、各国では、子どもたちの心身の成長を守るための規制が行われつつあるのが現状です。
日本ではまだ大きな規制はありません。
だからこそ、家庭や地域で子どもたちと関わる私たち大人が当事者意識をもって、「どんな環境なら子どもたちが健やかに育つのか」を一緒に考えていくことが大切だと思います。
人間の能力以上の仕事をこなせると錯覚しそうなくらい便利なAIですが、大人が活用することと、まだ未成熟の子どもが活用することは別問題です。
脳科学コミュニケーションを教える、というのも、今の子供たちが抱える課題への対策の1つになると考えます。
今、常識が大きく変わる転換点
私たちは現在、α世代の次のβ世代(2025年~2039年頃)の子どもたちを迎えています。
生成AIや、メタバース(仮想空間)などが当たり前に存在する社会で、教育のデジタル化もさらに低年齢化。コロナ禍以降の「新しい生活様式」に違和感も感じません。人と人との距離感は、複雑化しています。
さらに、Z世代の親もおり、子どもだけでなく、孤立、コミュニケーション能力の課題は、親の問題にもなりつつあります。
AIに子育ての悩みを相談する親、泣き声をAIに聞かせて解決しようとする親は、「子育て現場の課題」でも話題になりました▼


「スマホ(またはゲーム)を持たせたくない」と思っていたけれど「持たせざるを得ない」環境に直面した、という話はよく耳にします。
時代の変化は避けては通れません。私たち、すべての人が巻き込まれています。
子どもたちとAIとの関係に関する調査・研究はこれからの段階ですが、子供の成長は、待ったなしです。
私は問題が深刻化する前に、今の時代に必要な学びや、子どもたちの成長に必要な土台・環境を、仲間と共に考え、行動していきたいです。
「魚は水に気づかない」ように、世代間格差、ジェネレーションギャップ、というのはその時代に生まれた人は気づきません。渦中にいると、客観的に見れず、前提も常識も異なるからです。今は、常識が大きく変わる転換点にいるのかもしれません。
子どもたちは、発達段階に応じて、最適な学び・環境があります。
後から後悔しないために、「知らなかった」とならないために、ぴこはなはより多くの子どもたちへ、「脳科学コミュニケーション」を届けていきます。
AI時代だからこそ、人間力を育てたい
AIは便利ですが、いくらAIが人間らしく進化したからといって、人と人の関係の代わりになることはないでしょう。
今、テクノロジーの進化と合わせて、多くの子どもたちが、内面的孤独や不安を常に抱えている状態です。
子どもたちが未来を生きる力は、テクノロジーだけでは育ちません。
人を信じる力。
自分を信じる力。
違いを認め合う力。
そして、「自分は大丈夫」と思える心。
そうした人間力を育てることが、これからの時代を生きる子どもたちへの、一番の贈りものだと私たちは考えています。
だから「脳科学コミュニケーション」を全ての子どもに届けたい。
ぴこはなの「好きをはぐくむ教室」は、子どもたちの”好き”だけではなく、未来を生きる土台を大切にはぐくむ教室でもあります。
好きをはぐくむ教室、脳コミュに関する最新情報ご案内は、公式LINEより行います。気になる方はご登録ください。
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