~好きをはぐくむ教室で育つ力~
NPO法人ぴこはなは、子どものスキルアップだけを目的に、学びの場を作っているのではありません。
私たちが本当に育てたいのは、子どもたちの自己効力感や「やってみたい」という気持ち、そして子どもの可能性を信じられる保護者や大人たちです。
今回は、子ども育成部のメンバーが、「なぜ、好きをはぐくむ教室の事業に関わろうと思ったのか」という原点について語りました。
一人ひとりの経験や想いの中に、「好きをはぐくむ教室」が目指す未来が詰まっています。
私たちが「好きをはぐくむ教室」を届けたい理由
「子どもの好き・得意をみつけたい、知りたい。」
そう思わない保護者は、きっと少ないでしょう。
好き・得意が分かりやすい子もいれば、きっかけが必要な子、まだ探し途中な子もいます。
学校外でも、色々な体験や習い事などをさせたいと思っていても、
「送迎ができない。」
「きょうだいの都合が合わない。」
「時間もお金も足りない。」
そんな理由で、子どもの「やってみたい」を後回しにしてしまう家庭が、たくさんあります。
私たちが届けたいのは、ただの学びの場ではありません。
子どもが安心して挑戦できる環境。
子どもの可能性を信じてくれる大人との出会い。
そして、保護者が「一人で頑張らなくていい」と思える安心です。
今回は、「好きをはぐくむ教室」に関わるメンバーが、それぞれの原体験と、この事業への想いを語りました。
1人1人の可能性を伸ばしたい
色々体験させてあげたいのに、できない
子ども育成部、ともみさんは、4人の子をもつ子だくさんママです。
ともみ「私は、子どもたちにいろんな体験をさせてあげたいと思っています。でも現実は、送迎のこと、きょうだいそれぞれの予定…。”やらせてあげたいのに、できない”そんなもどかしさを感じていました。」
だからこそ、この事業の話を聞いたとき、「好きをはぐくむ教室なら、子どもたちの可能性をもっと広げられる。」そう感じたと言います。
好きをはぐくむ教室は、兄弟何人でも無料、4人の子どもがいるから経済的に難しい…と諦める必要もありません。
送迎や時間の壁を越えて届けたい
さわこさんは、現在、中1の男の子と小4の女の子、2人の子どもを持つママ。



「長男が習っているサッカーは週3回練習があり、遠征試合になると休日まる一日かかります。何もないグラウンドで、一日中、妹にも付き合ってもらうのが申し訳なかったです。
妹はダンスや絵画を習いたいと言ってましたが、どちらも月謝が8000円超え。土曜日しか開講しておらず、断念しました。
結局、妹の希望は後回しになってしまい、”子どもそれぞれに得意なことも、やりたいことも違うのに…。とずっとモヤモヤしていました。」
そんなときに出会ったのが、好きをはぐくむ教室でした。
オンライン中心だから送迎がいらない。きょうだいそれぞれが、自分に合う学びを選べる。忙しい毎日でも続けやすい。



「これは忙しいママの味方すぎる!」
その言葉には、実体験からくる実感が込められていました。
子どもが教えてくれたこと
幼少期からの土台の重要性
高校教師として多くの生徒たちと関わってきたさやこさんは、何度も「高校生になってからでは、遅いのかもしれない…」と感じた経験があます。



自分を信じる力。挑戦する力。「これが好き」と思える感覚。
そんな土台は、もっと小さい頃から育まれているのではないかと感じていました。
2人の子どもを出産し、改めて実感したことは、子どもたちは、生まれた時から好奇心のかたまりで、一人ひとり違う才能や可能性を持っているということ。
「好き」や「得意」に出会うきっかけを届けたい。
自分を信じて、行動できる、挑戦できる子を増やしたい。
そう思って、この活動に関わっています。
好きをはぐく教室は、学校の文化・同一年齢の子が集まる授業とは、また一味違います。様々な講師と、異年齢で地域も方言も様々な友達と、新しい学びと出会える環境です。
さやこさんは、保護者の方にも、子供たちが活動する様子を見て、ぜひ応援してほしいと言います。親が見てくれている、親が応援してくれる、そのちょっとした日々の視線や言葉が、子供たちの大きな自信になる、と語っています。
安心できる場所の重要性
ふみこさんは、3人の子どもを持つママ。子育ての中で、必要以上に怒ってしまう時期があったと言います。
「こんなママでごめんね。」と、子どもに謝りたくなる日も、罪悪感を感じたこともあるのに、いつでも子どもは、「ママー。」と笑顔で抱きしめてくれたそうです。



無条件の愛をくれているのは、子どもの方でした。
だから私は、その健気で愛おしい子どもたちが、そのままで安心して過ごせる場所を作りたい。
評価される場所ではなく、「そのままのあなたで大丈夫。」と感じられるようにしたいんです。
好きをはぐくむ教室の講師は、全員が子育てのプロたちです。コーチングを学んだり、保育・教育現場で子どもたちと関わっていたり、現役ママだったり。
どの講師も、子どもたちが安心して参加できる環境を用意しています。
「教える」だけでは終わらない好きをはぐくむ教室の魅力
子どもも、保護者も、一緒に育つ場所
好きをはぐくむ教室の講師は、ただ技術を教える先生ではありません。
子どもの発達や心理、子育てについて学び続けている先生たちです。
だからこそ、子どもの「できた。」だけではなく、その背景にある気持ちや成長も一緒に見守ります。



「ぴこはなは、『オールOK』の世界観を大切にしています。できても、できなくても大丈夫。その子のペースを大切にしてもらえる。安心できるからこそ、子どもはぐんぐん伸びていくんです。」



「私も安心の重要性を感じています。
子どもだけでなく、保護者にとっても、『ここなら安心して任せられる先生がいる。一緒に子どもを育てていける。』そう思える場所なんですよね。
その安心が、親の心にも余白をつくってくれると思っています。
送迎いらずで続けやすいから、子どものやってみたいを応援しやすくなるという点も魅力です。」



「安心といえば、子供だけでなく、保護者の方も、安心できますよね。うちの子にこんな一面があったんだ、など、子どもの新しい可能性を感じてもらえたら、親子関係もよりよく変化していくと思います。
講師だけでなく、一番子どもの近くにいる親が、子どもを信じて、見守ってくれる。それだけでも、子供は安心して外の世界に出ても挑戦し続けることができます。
そして、子供が小さいころから大人になるまでに見つけてほしいのは、自分は何が得意なのか、ということです。たとえば、ぴこはなのチームを作るときも、誰が何が得意なのか、ということを考えて作ります。大人になったら、成績がオール5であることより、自分の得意を知っていることのほうが、大切だと思います。
子どもの才能は、学校の勉強だけでは見つかりません。工作が得意な子、観察するのが得意な子、人を笑顔にするのが得意な子etc…。
好きをはぐくむ教室が、『これ好きかも。』『これ得意かも。』そんな小さな出会いになったら嬉しいです。」
好きをはぐくむ教室を、すべての子ども&保護者に届けたい
ふみこさんは「すべての子どもたちに、~好きを育てる~事業を届けたいと思っている」と夢を語りました。



「子どもは、生まれた時から100%天才です。だからこそ、安心できる環境の中で、その力を発揮してほしいと願っています。
何かできるから、ではなく、存在そのものが大切にされる。
そんな感覚を、子供たちに受け取ってほしいです。」
好きをはぐくむ教室「脳科学コミュニケーション」(略称脳コミュ)の講師としても活動しているさわこさんは、小さいころから、脳科学コミュニケーションの授業を受けてほしいと願っています。



「今の子どもたちはSNSが身近で、人と比べやすい環境で育っています。だからこそ、小さい頃から”自分との上手な付き合い方”を知ることは、一生の財産になると思います。
好きをはぐくむ教室を通して、親子共に、笑顔が増やしていきたいです。」



「親だって人間です。余裕がなくなる日もありますよね。
だから、一人で頑張りすぎなくていい。一緒に子どもを見てくれる人がいる、そんな環境を好きを育てる教室を通して作っていきたいです。
家でちょっと子どもに静かにしていてほしい…とYouTubeを見せるなら、その時間を好きを育てる教室に変えられたら、親子ともにハッピーだなと思います。」



「子どもの才能を伸ばすことと同じくらい、子どもを信じられる大人、応援できる大人を増やしたいです。
どんな子も、親から認められたい、親から応援してほしい、と思っているのですが、なかなか「ほめるタイミングがない」という保護者は多いです。
好きを育てる教室に参加して、ぜひ、お子様の長所にフォーカスしてほしいなと思います。」
好きをはぐくむ教室が届けたいもの
私たちが届けたいのは、子どもたちの「できた。」という結果だけではありません。
子どもたちが、「やってみたい。」と思える向上心。
子どもたちが、「自分はこれが得意!」と自信をもてる体験。
1人1人の子が、「私は、そのままで大丈夫。」と感じられる安心。
そして、保護者も、「ここなら安心して任せられる」「一人で頑張らなくていいんだ」とほっと肩の力が抜ける場所。
好きをはぐくむ教室は、子どもの可能性を育み、保護者に安心を届け、講師自身も学び続ける、みんなで育ちあえる場所。新しい学びのコミュニティです。
もし今、「子どもには長所、得意を伸ばしてほしい。」「安心して挑戦できる環境を探している。」
そう思っているなら、ぜひ一度、好きをはぐくむ教室をのぞいてみてください。
きっとそこには、子どもだけではなく、保護者にとっても、「ここに出会えてよかった。」と思える時間が待っています。
好きをはぐくむ教室は、未来へのはじまり
好きをはぐくむ教室は、子ども育成部が目指す未来の第一歩です。
私たちが育てたいのは、子どもたちの「好き」や「得意」だけではありません。
自分を信じ、挑戦する力。
仲間と協力する力。
地域を好きになる心。
そうした力を育む環境を、子どもたちの成長に合わせて広げていきたいと考えています。
将来的には、子どもたち自身が地域のお店と関わりながら挑戦する好きをはぐくむマルシェ(子ども店長プロジェクト)。
世代を超えて地域の人と食卓を囲む好きをはぐくむ食堂(子ども食堂)。
放課後を安心して過ごせる好きをはぐくむ放課後(学童)や、一人ひとりの学びを大切にする好きをはぐくむ居場所(フリースクール)など。
子どもたちが「やってみたい」を積み重ねながら、自分らしく成長できる場所を、少しずつ形にしていきます。
すべてを一度につくることはできません。だからこそ、まずは今ある「好きをはぐくむ教室」から。
一人の子どもの「やってみたい」を応援することが、未来の居場所づくりへとつながっていくと、私たちは信じています。
子ども育成部の好きをはぐくむ教室についてもご覧ください❤






