NPO法人ぴこはなのコラム「想いの循環」~想いのバトン~では、NPO法人ぴこはなに関わるたちの想いを紹介していきます。
「子どもたちが、当たり前に愛される社会を創る」
そう話すのは、ぴこはな代表理事のいずみさん。NPO法人ぴこはなの活動の原点についてインタビューしました。

NPO法人ぴこはな代表理事 工藤いずみ
1991年大阪府生まれ|北海道函館市在住|1児の母
大阪大学人間科学部にて比較発達心理学を専攻し、子どもの発達について研究。卒業後は大手学習塾に入社し、新規事業「海外大学進学プログラム」を立ち上げるなど、教育事業に携わる。NLPマスタープラクティショナー。趣味は育児と仕事。有言実行をモットーに、「子どもたちが当たり前に愛される社会を創る」という想いを胸に活動している。
「子どもが大好き」だから、子育ては大丈夫だと思っていた
子どものころ、私の周りは男の子ばかり。毎日外を走り回って、木に登って、泥だらけになっているような子どもでした。
おてんば娘でしたが、両親からたくさんの愛を受けて育っていたことを覚えています。
母にマッサージをするのが好きで、「将来はマッサージ屋さんになる」とラジオで発表したこともあります。
1歳下の妹がかわいくて仕方なくて、一生懸命お世話をしていました。
振り返ると、小さい頃から「誰かに喜んでもらうこと」が好きだったのかもしれません。
よい母親になるにはどうしたらいい?

そんな私は、とにかく子どもが大好きでした。
母になることが夢で、「良い母になるには?」を知りたくて大学では発達心理学を専攻し、保育園実習にも参加しました。
知識も経験も積んだ私は、正直こう思っていました。
「子育てはきっと余裕。」
でも、現実はそんなに甘くなかった。
子どもが生まれてから初めて知ったのは、
子育てにはこんなにも孤独で、こんなにも分からないことが多く、こんなにも命を預かるプレッシャーがあるのか…
ということ。
理想としていた母親像と、現実の自分。そのギャップに苦しみました。
「子ども好きで、母親になるのが夢で、発達心理学を学んだ私ですら、こんなに苦しいなら、世の中のお母さんたちはどうしているんだろう。」と。
「ちゃんとできて当たり前」という空気の中で、一人で苦しんでいる人がたくさんいるのではないか。
その問いが、今の活動の原点です。
「ないなら、作るしかない。」
人生でもう一つ大きな転機があります。
それは、子育てに悩む保育士さんたちと出会ったことでした。
オンラインで子育て相談を始めると、相談に来られるのは保育士さんや幼稚園教諭、学校の先生など、子どものプロと呼ばれる方々ばかり。
「仕事でできているんだから、育児も簡単でしょ?と言われます。」
「職場にも友達にも相談できません。」
「仕事ではできるのに、家庭ではうまくできない理由が自分でも分からなくて…涙。」
そんな苦しい声を、何度も聞きました。
保育や教育を学ぶ場所はある。でも、育児を学べる場所はほとんどない。
「ないなら、私が作るしかない!」と思ったんです。
安心して悩みを話せる場所。
子育てを学べる場所。
自分の経験が誰かの役に立つ場所。
そんな場所を作りたい。
その想いが、ぴこはなの始まりです。
保育士さんたちとの出会いのおかげで今があります。
子どもたちが、生まれてきたことを誇りに思える社会へ

私が思い描く未来は、
「子どもたちが当たり前に愛され、生まれてきたことを誇りに思える社会」
です。
子どもたちには、生まれ育った地域や企業を知り、自分たちの手でその魅力を広く発信できる力を育んでほしいと思っています。
生まれた土地に誇りを持ち、「ここに生まれてきてよかった。」と思える子どもを増やしたい。
でもそのためには、大人が希望を持って生きる姿を見せることも大切です。
だから私は、子どもだけでなく、ママが輝ける環境も作っていきたい。
安心して集える居場所。
可能性を最大限に発揮できる学びの場。
その輪を、日本全国へ広げていきたいと思っています。
子どもたちへ
生まれてきてくれてありがとう。
今日も元気に生きていてくれてありがとう。
あなたは、生まれた瞬間から、生きているだけで価値のある存在です。
そして、生まれた時から100%天才。
その天才的な才能を、未来の日本のために使ってほしい。
使い方は、教えるから!!
応援してくださる皆さまへ
ぴこはなは、設立メンバー含め、子育て中のママたちで構成されている団体です。
妊娠中の方、出産直後の方、子だくさんで毎日奮闘している方、発達や不登校に悩む方…。
それぞれが自分自身の子育てに悩みながらも、「それでも誰かの役に立ちたい」と願い、活動しています。
子どもたちが「愛されている」と実感し、自分らしく挑戦できる未来をつくるために。
どんな形でも構いません。あなたの応援が、子どもたちの未来につながります。
私たちと一緒に、「生まれてきてよかった」と思える社会を育てていけたら嬉しいです。

